湯浅です、
今回のテーマは「最良のアドバイスの仕方」です。
あなたが普段、
妻や子供、友人から相談を受けた場合
どのような対応をされているか、
少し思い出してみてください。
・・・
多くの人は、
悩みを聞いたうえで、
過去の自分が経験した似た解決方法を思いだし、
それをそのまま相手に伝えているケースが
多いのではないでしょうか?
しかし、
実は相談してくる相手は
自分の心の中に
答えや解決策を持ってる場合がほとんどです。
相手はその答えに対して
背中をあなたに押してもらいたくて
相談している可能性が高いのです。
そのような状態で
あなたがいくら自分が良いと思う
答えや解決策を提示しても、
かえって相手は反発心が強くなることが往々にしてあります。
その時の相手の気持ちは、
どうして自分のことを
わかってくれないんだという気持ちです。
このすれ違いはとてももったいないことです。
ただ、
相手が相手自身で答えを持っていると
意識していることがほとんどないのも事実です。
そのため、
あなたがすべきことは、
相手が無意識に持っている答えを
相手自身で気付かせる為の
誘導を行う必要があります。
そのためには
相手が話す言葉の中で
多く出てくる単語を拾い上げることです。
話している相手自身は
それほど意識していなくとも
聞いているあなたの耳には残る単語というのがあります。
それが本人は意識していないが、
無意識に選択したいと思っている答えに
強く関連している単語であることが多いです。
なので、
注意深く相手の言葉選びを受け取り、
その言葉を相手に投げかけてあげることで、
さらに相手がその言葉を意識するようになり、
自然と答えに自ら気づく状態になります。
私も特に妻と会話するときは
このあたりを意識しながら行っています。
ぜひ、試してみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
湯浅 桃太郎